然も尚、縋る残香の涯て

斉廷戦争の帰還兵である漆羽洋児。挨拶のため幼馴染の家を訪れた昼下がり。変わらずただそこに在る日常を守りたかっただけなのに、過ぎた年月が二人の間に横たわる。 求めるたび歪み、受け入れるままに壊れていく。 残り香に縋りながら身体を結び、行き着く果てに答えはあるのか。赦しの先に待つ、再生と愛の物語。
書き下ろしアリで本にもしてるので、よかったらこちらから!後日譚のコピー本もあるよ。