長い構想を経てようなく形になりました。七海が高専を去ったとき、爽やかに「今までありがとうございました!」ニコッ!とはならなかったと思うんですね。早い段階で同級生が死に、先輩の一人は闇落ちし、もう一人は最強で、先輩女子は軒並みメンタルが強い。そこに私が勝手に発生させた夢主も強い(ように七海には見えていた)となると、敗北感のような逃避のような苦々しい思いを胸に抱き後ろ髪ひかれながら暗い顔して去っていったんだろうなと思います。可愛いですね。辞めて清々したようでもないですし、あの人元気かな…と心に浮かんでは無理矢理消して自分はもうあの世界とは決別したんだ、などと言い訳しながら大学生活を授業と製パン工場のバイト(油に浮いたドーナツをつついたりイチゴを乗せ続けたりしながら虚無になる)に費やして誤魔化しながら生きてきたのでしょう。というのが私の七海像のベースになっています。暗くネチネチ自己完結しようとする男、だぁいすき♡だから何か七海が大きく後悔することがあって、それが弱点になって欲しいなーと考えて壊れた夢主を発生させてしまいました。夢主すぐ死ぬし壊れるし災難ばかりですみません。私は夢主は舞台装置だと考えているのでいつもこのようになってしまいます。なので自己投影しにくいかと思います。そんななかでも悩んだり苦しんだりしながら深みにはまっていく七海を楽しんで頂けたら嬉しいです。
七海はスパダリではないだろうなというのが私の考えです。心の底に眠るキラキラ夢女の部分はスパダリであれと叫ぶのですが、呪術師の間は結婚願望ないとか言われちゃう男、絶対の絶対に暗いやん!そんな暗い七海が三度の飯より好きです。七海は夢主を神格化していたので、その幻影を追い求めて今の夢主に目を向けているようで向けていないといいなと思いました。良かれと思ってやったのに、下心がないわけではないから全部七海の弱点になっちゃうし裏目にでちゃう。依存症は孤独からくるらしいですね。アルコール依存症の人の家族がお酒を与え続けてしまうように、夢主への依存が知らぬ間に深くなり抜け出せなくなって欲しいです。これはあの子のためだから、などと言いつつ自らを地獄へ追い込んでいく。せっかく決別できたのにわざわざ呪術師に戻っちゃう男にはぴったりだね。本当に七海建人さんが大好きです。特に復帰したてはいくら経験者とはいえ指導する教員がいた学生の頃とは違って右も左もわからなくなっていたでしょうし、判断力も甘い部分があったと思うんです。そんなときにかつての同胞がボロボロになっていたら〝助けなくては〟と必死になったでしょう。大人オブ大人とは言われつつもアツかったり情に脆かったりする七海は本当にセクシーですね。大好きです。
七海にはいつだって幸せになって欲しいのに、恋人とイチャついているところが想像できないです。でもそこが好きです。しかし夢女なので都合よく恋人を作り上げては、すけべしろ…と捏造の女を脳内で錬成してどすけべな七海も求めます。コイツまたやってやがる…と温かく見守ってください。また罪を重ねてしまいました。最後になりましたが読んで頂き有難うございました!